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かなりヘビーな1冊ですが、読みごたえは抜群。
企業がとるべき戦略は、企業の位置づけや成長過程のステージによって異なる。
起業時から成長後にいたるまでの、それぞれの企業のステージを、華道からネーミングした 備・突・構・攻・守・破・離の7つのステージにわけて解説する。
いずれのステージも、既存の日本企業を例としたケーススタディが充実していて、とにかく具体的。
企業の成長過程を追いながら、企業戦略を考える上で基本となるフレームワークを学べることが狙いである。
この本だけでは、現代の複雑な企業環境をとりまく、もやっとした霧を晴らすことはできないかもしれない。
しかし、何事にも基本は大切。明るい未来に向けて、立ち向かうだけの知識の第一歩くらいにはなるかもしれない。
各ステージを通じて学ぶことのできる、戦略概念やフレームワークは次の通り。
「備」:備えるという行為は、「戦略着眼」からはじまる
重点思考、仮説思考、MECE、演繹法と帰納法
「突」:参入とは「尖がる」ことである
ニッチ戦略、ポーターのバリューチェーン、戦略主体
「構」:足固めのための「ぶれない戦略方針と軸足と体制」
競争優位戦略、PDSなどの検証スキル、3C手法, マッキンゼーの7Sフレームワーク、セグメンテーションとターゲッティング
「攻」:事業を一気に成長させるダイナミックな取り組み
PPM、事業拡大マトリクス、機能戦略、事業部制
「守」:成長に代わって持続力の獲得がテーマ
ROIC、経験曲線、規模と範囲の経済、コストリーダシップ戦略
「破」:産業全体の枠組みを超えた視点で戦略を構築しなおす
SWOT、5つの力、V字カーブ、M&A、戦略的提携
「離」:イノベーションを起こす
破壊的イノベーション、コアコンピタンス、マーケティングミックス



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