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2010年05月06日
「フォルダ」か「フォルダー」か末尾の長音は伸ばすの?
最近、対外的に見せるための日本語の文章を書く機会が増えてきました。
正しい日本語を書くことは本当に難しくて、迷うことがたくさん。
その中のひとつが、外来カタカナ語の末尾の長音。
フォルダ、プリンタ、コンピュータといった言葉の末尾に「ー(長音)」をつけるべきかどうか。
10年ほど前、理系の大学院に在籍していた当時は、論文執筆などでは、伸ばさないことが正解とされていました。それは、先輩や教授のアドバイスだったと記憶しています。
調べてみると、その根拠はJISZ8301:2008「規格票の様式および作成方法」の付録G6「英語の語尾に対応する長音符号の扱い」に書かれた
という記述が基になっているようです。
このガイドラインに従って、コンデンサー、光ファイバーではなく、コンデンサ、光ファイバという表現を心がけていまいた。慣れというのは怖くて、今でも後者の表現のほうがしっくりきますし、自然と長音を省略する癖がついています。
しかし、どうやらこの慣習は工業系や自然科学系でのみ有効なものらしく、ビジネスやマーケティングの分野では一般的ではありません。
この流れを受けて、2008年には、マイクロソフトも、大きな方針転換を発表しました。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/
このマイクロソフトの発表の影響は大きかったようで、工業系の各分野も徐々にマイクロソフト方式に合わせた表現に切り替えつつあるというのが現状のようです。
実際に、最近のコンピューター本などをみると、プリンターやレジストリーといった、長音記号付きの表現のほうがよくみられるようです。
厳密なルールというわけではないので、著者や訳者に依存するというのが正直なところだと思いますが、少なくとも傾向として。
どうやら、JIS方式で教育を受けた世代の私たちも、長音記号付きの表現に少しずつ馴染んでいくことも必要なのかもしれません。
細かいガイドラインを気にしましょうというのではなく、適切に時代の変化をとらえた日本語を使う努力を怠らないようにしましょう、という意味で。
投稿者 orval : 2010年05月06日 23:09
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