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2010年04月21日

あらすじで大づかみ『源氏物語』と平安文学

あらすじで大づかみ『源氏物語』と平安文学 (講談社+α文庫)あらすじで大づかみ『源氏物語』と平安文学 (講談社+α文庫)

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中学時代にその名前を聞いたくらいで、その中身をほとんど知ることのなかった「源氏物語」。

平安時代の女性作家によって書かれた恋物語というくらいの前知識しかなかったのですが、このあらすじ本のおかげで、その内容を知ることができました。

超モテ男の源氏が王朝内で繰り広げる、さまざまな女性との情事。
ただの恋愛物語という枠を超えて、結婚や出産、出世、そして家同士の闘争など、当時の社会事情や男女文化を知ることもできる壮大な物語であることに気づかされます。

本書では、登場する女性を個別に紹介したり、娘を位の高い家に嫁がせようと躍起になる父親を紹介したりなど、読者になじむように、独自の切り口で源氏物語を説明してくれています。

現代でも共感できるものも多く、古典文学がとても身近に感じられます。

さらには、源氏物語以外の、多くの平安文学についても、簡単に内容を紹介してくれるというおもてなしもうれしいところ。 内容は全く知らなかった 『宇津保物語』『落窪物語』なども、なかなか面白そう。

日本人である以上、たとえあらすじだけでも。、こういった名作に一度は触れておくのもありかもしれません。(残念ながら原文に挑むほどの素養もないので・・・。)

投稿者 orval : 2010年04月21日 23:53

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