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2009年05月08日

サイエンス脳のためのフェルミ推定力養成ドリル

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山下 優子 生田 りえ子

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アメリカでは年間どれくらいの重さの家庭ゴミが出されているか。
赤道上にゴルフボールを並べるといくつ必要か。
日本にはピアノの調律師が何人いるか。

わずかな基本事実から得られる数字だけを元に、大まかな推定をおこなう技術をフェルミ推定といいます。
常識力と適切な判断能力そして、数字を現実世界に活かす視点を求められる技術のひとつ。
マイクロソフトなどが入社試験に取り入れていることで、一時、話題になったような気もします。

上のゴミの例の場合、自分の家の毎週のゴミの量をもとに、自分の家と平均的な家との差分を考え、アメリカ全土のボリュームをみつもる、といった非常にロジカルなステップで答えに近づくことができます。

正確な解をだすことは不可能ですが、少なくとも1/10倍~10倍の範囲に収まる答えは導けるはずです。

実際に、仕事においてもこのスキルはとても重要。
会議の場で発言を求められ、長期的なプロジェクトの工数などの数字を見積もる場合、100人のプロジェクトの日々のコストを計算する場合、この考え方は、漠然とした感覚を数値化する上でもとても有益。

時間と品質は相反するもの。
投げかけられる質問、仕事でぶつかる課題、それらは時間をかければ、より精度の高い正解に近づくかもしれないけれど、限られた時間で答えを出すことも重要。
あいまいな答えを出すことに違和感を感じるという人も多く、多くのエンジニアは特にその傾向があるかもしれません。

この本には、そんな例題とそれぞれの解説がてんこ盛りです。
さくさく読むというよりも、出勤時の電車の時間などを利用して、1問5分くらいかけて頭をフル回転させてみると面白いかも。

投稿者 orval : 2009年05月08日 21:24

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