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2007年05月09日
アメーバ経営 人間として何が正しいのか
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京セラ、KDDIを現在の大会社まで育て上げた、カリスマ経営者 稲盛和夫氏 の思いがつづられた一冊。
企業という組織をアメーバのような小集団に分類し、それぞれが経営活動をおこなうことで全体利益を得るという経営術を、自ら発想し実現した稲盛氏の言葉は重い。
彼が本書の中でも繰り返し述べている信念がある。
「人間として何が正しいのか」
この考えを常に念頭において経営判断を行うという姿勢を貫いた結果、その一本筋のとおった経営哲学は、エゴとエゴのぶつかり合いや組織間の不整合を、ひとつづつ解消し、調和を生んでいく。
「人間として何が正しいのか」
組織に属する人であれば、自分の利益と組織の利益、そして相手の利益は必ずしも一致しないことに悩むこともある。
経営者ならずとも、日々迫られる選択肢の中で、自分の利益を優先してしまいがちなこともある。
そんなとき、この信念に従うことは、全体利益を高め、強いては自分の価値を高める方向に導いてくれるのではないだろうか。
パッと見ると、当たり前のことが綴られているようにも見えてしまい、読み物としては、やや物足りない部分もある。
しかい、経験をもとに語られた文章に垣間見える「重い言葉」がとても印象的な一冊。
投稿者 orval : 2007年05月09日 23:08
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