| ダ・ヴィンチ・コード (上) | |
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先週の文庫版発売に伴って、話題作 ダヴィンチコード を上中下まとめて購入しました。読み始めると、すっかり時間を経つのをわすれて、2日で読破してしまいました。
日本人にはなじみの薄いキリスト教が背景ですが、わかりやすく説明もされていて、イエス、最後の晩餐、聖母マリア、などのキーワードを知っている程度でも十分楽しめます。
また、モナリザや最後の晩餐といったダヴィンチ作の有名な美術品が多数登場することで、より一層なじみやすいものに仕上がっています。
物語では、「聖杯」の真実への探求が綴られていますが、すでに史実の中ではある程度明確になっていたことらしいですね。ただの偶然だとは思いますが、ちょうど、最近見た本や映画、「世界の三大宗教」「映画 パッション」「天才数学者たちが挑んだ最大の難問」などを読んでいたので、うまく聖杯伝説にまつわる基礎知識ができていました。私自身はより理解を深めることができて大満足ですが、これらのすべてこのダヴィンチコードにつながっていて、ちょっと不思議な感覚に。
さらに書中にはディズニーや映画「アイズワイドシャット」などに触れるくだりもあって、キリスト教が芸術界に与えた影響の大きさのその歴史の重みを感じずにはいられません。
冒頭にある「すべて事実に基づいている」という言葉が、否が応でも物語を一層重いものにしてくれています。
よく言われていますが、ルーブル美術館や、昔訪れたイタリア各地の美術館に、再度出向きたくなるそんな作品でした。
歴史とは合意の上に成り立つ作り話にほかならない



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